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テ・アナウとは?
ミルフォードサウンドやダウトフルサウンドなどを擁する世界遺産、「フィヨルドランド国立公園」への玄関口として知られる湖畔の町。
町のすぐそばに位置するテ・アナウ湖は南島で2番目の大きさを誇る湖で、その澄んだ水はフィヨルドランドへの期待をより一層高めてくれます。
近くにはルートバーン・トラックやケプラー・トラックなどのウォークウェイが整備されており、ニュージーランド最大の魅力である雄大な自然を堪能するには最適な町といえます。
今回はそんな澄んだ湖畔の町、テ・アナウの魅力を紹介させていただきます!
ミルフォードサウンド(Milford Sound)
ダウトフルサウンド(Doubtful Sound)
テ・アナウ湖(Lake Te Anau)
テ・アナウ ツチボタル洞窟
ルートバーン・トラック(Routeburn Track)
ケプラー・トラック(Kepler Track)
ミルフォードサウンド(Milford Sound)
ミルフォードサウンドは世界遺産フィヨルドランド国立公園で最も人気のあるスポットの一つ。
氷河によって垂直に削り取られた山々が1000m以上連なっており、各地でみられる滝が作り出した虹は一見の価値あり。クルーズ船で虹をくぐるなんてロマンチックな体験もできます!
運が良ければオットセイやイルカなどの野生動物に会えることも!
付近にはトラッキングコースもあるのでハイキングなどがお好きな方はそちらに参加してみても良いかもしれませんね!
テ・アナウからアクセスする場合は長距離バスで向かうのが一般的。片道約3時間、1日1便しかないので事前に予約をしておくのをおすすめします!
リアル・ジャーニーズ(Real Journeys)などのツアーを利用すれば、移動バスとクルーズ船がセットで予約できるのでらくちんですね。
小型飛行機でフィヨルドランドを眺めながら町に帰るツアーもあるので、クルーズ船を楽しみ遊覧飛行で帰るなんてリッチなプランにするのもありかもしれませんね!
日本では見られないこの景色、せっかくなので思い切って楽しんでみるのはいかがでしょう!
ダウトフルサウンド(Doubtful Sound)
ダウトフルサウンドはDoubtful(疑わしい)という名前の恐ろしさとは裏腹に、神秘的な山々と海が美しい入り江です!
1770年にイギリス人冒険家のキャプテン・クックがこの入り江を見つけた際に入り込んだら再び出られるか「疑わしい」と地図に書き記したことがこの名前といわれています。
この美しい水にはバンドウイルカやオットセイ、フィヨルドランド・クレステッド・ペンギンなどが生息しており、澄んだ水を優雅に泳ぐ動物たちを見れることも魅力の一つ。
ニュージーランドの秘境ともいえるこの入り江には直通する道路がないため、ツアーを利用するのが一般的です!テ・アナウから出発し一度マナポウリという町から湖を通過してからまたバスで向かうというツアー。まさに”冒険”といった感じでとてもワクワクしますね!!
私はダウトフルサウンドにはいったことがないのですが、自分で記事を書いていてめちゃくちゃ行きたくなってしましました(笑)
皆様もミルフォードサウンドの3倍もの大きさを誇る雄大な自然を体験しに行ってみてはいかがでしょうか!
テ・アナウ湖(Lake Te Anau)
テ・アナウ湖は氷河によって削りとられて出来た、総面積344㎢の巨大な湖です。
ニュージーランド南島においては最大の氷河湖、湖としてもタウポ湖に次ぐ2番目の大きさを誇ります。
サザンアルプスから流れてきた水で形成されるこの湖は、とても穏やかな湖面でヨットやクルーズを楽しむにはぴったりのスポットといえます。
テ・アナウ湖最大のおすすめはなんといっても「ピンク色の夕陽」です。
私も2か月間ニュージーランドにバックパックで滞在していたのですがに見れたのはこの一回だけでした。
ピンク色の夕日とそれが湖面に反射する姿は今でも目に焼き付いており一生忘れられません!!
実をいうと夕方ごろにドミトリーでうつらうつらしていたのですが、あまりのきれいさに同じ部屋の宿泊客がわざわざ起こしてくれました(笑)
あの方には何度お礼を言っても足りませんね(笑)
ピンク色の夕日がみれるのはかなりレアかもしれませんが、普段の夕日やお昼の湖も心現れるほど美しいので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか!
ツチボタル洞窟
テ・アナウを訪れるなら絶対に外せないのがこのツチボタル洞窟。青白い光の粒が広がるイルミネーションはとても神秘的です。
テ・アナウという名前は、マオリの言葉で「流れるように水がほとばしる洞窟」という意味で、このツチボタル洞窟が名前の由来になっているといわれています。
洞窟は町の対岸にあるので、テ・アナウ湖をボートで横断して向かうのが一般的です。静かな湖面を楽しみましょう!
対岸につくとキャバーンハウスという施設があり、そこでツチボタルに関する展示を見ることができます。しっかりとツチボタルの予習ができたら準備完了!
いよいよ洞窟探検に向かいます。
洞窟を彩る青白い光はツチボタルそのものが発しているだけでなく、ツチボタルが狩りのために出す粘液も同様に発光しているそうです。その姿はまるで宙にぶら下がる光のネックレス。
神秘的という言葉がこれほど似合う景色はありません。
リアル・ジャーニー(Real Journeys)などで気軽に予約ができるので、旅行のプランに入れてみてはいかがでしょうか!
ルートバーン・トラック(Routeburn Track)
ルートバーントラックは全長32キロ、年間で16,000人もの登山客が訪れる、ニュージーランドでも屈指のトラッキングコースです。
テ・アナウの町からは車で約1時間15分、反対側の町クイーンズタウンまでは車で約1時間30分の距離にある。
トラック中には4つの山小屋と2つのキャンプサイトがあり、そこで休憩しながら2泊3日の行程で歩くのが一般的だそうです。山中で1泊だけして翌日に町に戻るのもあり。
山小屋はキャンプサイトを使用するには事前予約が必要なので要注意!
山小屋にいたっては無人かつ、ガスも通っていないので上級者向けといえるでしょう。
トラックも道は整備されていますが、高度差があるため割と本格的な山登りになるでしょう。
水や食料をしっかり準備して、可能であれば登山経験者の方と向かうのが吉といえます。
ワンランク上の登山を体験してみたいという方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか!
ケプラー・トラック(Kepler Track)
ケプラートラックは1988年に整備された比較的新しい全長60キロの周回ルート。
氷河やブナ林などバラエティ豊かな景観が楽しめるのがこのコースの魅力です!
スタート地点はコントロールゲートとレインボーリーチの2か所がある。どちらもテ・アナウの町からバスで片道8ドル・14ドルでむかえるのでアクセスもしやすいです!
トラック一周には4日間ほどかかるのが一般的で、各地の山小屋に宿泊しながら大自然を楽しみます。
ルートバーントラックよりも新しいので山小屋の設備も比較的充実しており、ガスの利用も可能です。こちらも山小屋は事前予約が必要です。
こちらも一部高低差の激しい区間があるのでしっかりと事前準備を忘れずに!
自分の体調と相談してツアーの日程を決めましょう!
さいごに
最後までご覧いただきありがとうございます。
テ・アナウの町の魅力は伝わったでしょうか?ニュージーランドの大自然を満喫するにはピッタリの町なのでぜひ訪れてみてください!
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