ボリビア、ラパスのエルアルト国際空港について解説!(市内アクセス、施設など)

南米

ラパス・エルアルト空港が初めての方へ

市内へは基本的にタクシーがおすすめ(相場1,500〜2,000円前後、現金払いが基本)

ATM・両替所は到着ロビーにありますが、当面の分だけ両替するのが安心

SIMは現地購入も可能ですが、eSIMを事前準備しておくとスムーズ

標高4,000m超のため高山病対策は必須。到着後は無理せずゆっくり行動を

ラウンジは6:30〜21:00の営業時間に注意(時間外は施錠されていました)

エルアルト空港は世界一高い空港

実質的なボリビアの首都と呼ばれるラパスの空の玄関口「エルアルト国際空港(Aeropuerto Internacional de El Alto)」はラパス市の隣のエルアルト市という街にあります。

標高約4000mに位置し、世界でも有数の高地にある空港としても知られています。
アメリカや周辺の南米諸国からの国際線だけでなく、日本人に大人気のウユニ塩湖を含めたボリビア各地への国内線が出入りする空港です。

エルアルト空港はターミナルは1つのみで比較的小さめの空港のため、空港内で迷う心配はないかと思います。
到着口は2ヶ所あり、国際線は1番出口のみ、国内線はフライトによって1番出口と2番出口のいずれかが使用されます。

ロビー付近にはカフェや軽食を楽しめる施設や宿泊施設があるため、出発前・到着後に一息つくことも可能です。

高山病について

エルアルト空港は標高約4,000mに位置しており、到着してすぐに息切れや動悸を感じる方も少なくありません。実際に日本の外務省の情報でも、到着後6〜12時間ほどで頭痛や吐き気、倦怠感などの症状が出やすいとされています。
私自身は事前に高山病予防薬を服用していたこともあり、幸い本格的な発症には至りませんでした。ただ、まったく無症状だったかというとそうでもなく、ベッドで横になっている時にいつもより呼吸が浅く感じたり、坂道や階段を登った時に普段よりも息切れしやすいなという感覚はありました。

薬を飲んでいても多少の違和感は出るものなんだな、というのが正直な実感です。
高山病の対策としては、以下のような基本を押さえておくと安心です。

・到着後は無理に急いで動かない
・こまめに水分補給をする
・アルコールは控えめにする
・持病(高血圧・心疾患・呼吸器系など)がある方は事前にかかりつけ医に相談しておく

体質もあると思うので予防薬を使うかどうか迷っている方は、事前に医療機関やトラベルクリニックに相談するのがベターかと思います!標高の高さは数字で見るとピンとこないかもしれませんが、実際に体で感じるとなかなかインパクトがあるので、油断せず備えておくことをお勧めします。

空港でのSIM・Wi-Fi事情

海外旅行の通信手段、皆さんはどうされていますか?

私は普段は楽天モバイルの海外ローミングを使ってますが、ボリビアはローミング対象外エリアだったのでAiraloのeSIMを併用しました。
日本を出発する前にスマホにAiraloのeSIMをインストール・設定しておいたので、エルアルト空港に到着してすぐにそのまま使うことができ、SIMカードを探し回る手間がなかったのはかなり楽でした。長旅で疲れている到着直後に「これから通信手段を確保しないと」というタスクがないのは、地味に大きな安心材料だったなと思います。
一方で現地SIMという選択肢もあります。空港の到着ロビー付近にはEntelやTigo、Vivaといった現地キャリアのショップがあり、その場で購入・登録が可能です。ただしボリビアではSIM登録の際にパスポート提示が必須で、店員さんが情報を入力する手続きが必要になるので、多少の時間はかかると考えておいた方がいいかもしれません。

・短期旅行やとにかく到着後すぐ繋げたい方 → eSIM(Airaloなど)がおすすめ
・長期滞在や現地通話も使いたい方 → 現地SIM(Entel、Tigoなど)も検討の余地あり

私のように「メイン回線の対象外エリアだった」という方は地味に多いと思うので、事前にローミング対象を確認しておくことをお勧めします。

空港内のお食事、土産施設

エルアルト空港のロビーは二階建てになっており、いくつかのレストランやカフェがあります。
その中でも比較的日本人にとって挑戦しやすそうなものをピックしてみました!

Factory Press

空港の1階にあるハンバーガーやチキンなどのファストフード楽しめるカフェです!
チェックインカウンターのすぐ隣にあるため、あまり空港内を移動したくない方でも利用しやすいかなと思います。

Subway

空港の2階の小さなフードコートのような場所にある言わずと知れたサンドウィッチのチェーン店。
サブウェイやマクドナルドのように旅先でのチェーン店ほど安心できるものはありません!
ボリビアでもシステムは同じ。ベースのメニューを選び、野菜などのトッピングを選べるため長旅だと不足しがちな栄養を補うことができます!

Wistupiku

同じく空港の2階の小さなフードコートのような場所にあるお店です。
ボリビア国内の人気チェーン店の一つでボリビアの伝統的なエンパナーダやコーヒー、ジュース、アイスクリームが楽しめます!
エルアルト空港だけでなくラパス市内やサンタクルス、コチャバンバなどボリビア国内に広く展開されています。
現地の料理を食べたいけどローカルな店は少し心配という方でもチャレンジしやすいかも知れませんね。

上記以外にもそのほかいくつかのレストランや軽食・飲み物が買える売店があります。
空港内のため若干の割高感はありますがクレジットカードが使えるので、現金をあまり持っていない人はこちらで購入してから街に向かうのもいいかも知れません。

両替・ATMについて

空港の到着ロビーにはATMと両替所がいくつかあります。到着してすぐに現地通貨(ボリビアーノ)を手に入れられるのはありがたいポイントです。
ただし注意点もあります。空港のATMは現金切れになっていることがあるようで、私が訪れた際も稼働していない機械がありました。また、空港内の両替所はレートが市内よりもやや不利な傾向があるので、個人的には「タクシー代など当面必要な分だけ空港で両替し、まとまった金額は市内の銀行や両替所で」というスタンスがちょうどいいかなと思います。
USドルの現金を持ってきている方もいるかと思いますが、タクシーの支払いは基本的にボリビアーノのみなので、空港で最低限の両替は済ませておくと安心です。

宿泊施設

Onkel Inn Airport Sleepbox
ラパス・エルアルト空港内にある唯一の宿泊施設。
2段ベッドの個室とシングルの個室、2タイプありシングルのほうが料金は高めに設定されています。

【料金表】
・Cabina Compartida Shared(2段ベッド):
1時間60Bs、2時間120Bs、3時間150Bs、4時間180Bs、5時間200Bs、6時間250Bs、7時間300Bs、8時間以上350Bs
・Cabina Privada Single(シングル):
1時間80Bs、2時間160Bs、3時間210Bs、4時間260Bs、5時間300Bs、6時間350Bs、7時間400Bs、8時間以上450Bs

この記事を書いた時期(2024年6月)で、1Bs約22円のためシングルだと1時間あたり2000円近くにもなります。ボリビアの物価や周辺ホテルの価格をと比べてかなり割高と言える値段です。

空調設備はあるようですがシャワールームはないため、長時間のフライトや高山病を発症し体調がすぐれないといった場合以外はサービスや価格を考えると利用はあまりオススメできないです。

ラウンジ

ラパス・エルアルト空港には、国際線・国内線それぞれにThe Lounge VIPという名前のラウンジがあります。
どちらの施設にもドリンクやフライト情報などの設備が整っており、リラックスしながらフライトを待つことができます。
【利用できる設備】
Wi-Fi、アルコール、ソフトドリンク、軽食、テレビ、冷暖房、電話など…

【営業時間】
どちらのラウンジも営業時間が6:30〜21:00となっています。
他の方のブログを見ていると営業時間外でも乗り越えて入れたというような情報もありましたが、2024年に私が訪れた際はしっかりと施錠されており利用はできませんでした。空港側もマナーの悪い方に対策をしてきたのかも知れませんね。

市内へのアクセス

空港から市内へはタクシー・バス・ロープウェイが基本的な移動方法になります。
それぞれに料金面や時間帯、安全性に特徴があるので目的に合わせたチョイスをしましょう!

個人的には安全面、利便性などを考えるとよほどの節約旅をしていない限りはタクシーでの移動がオススメです!

 →詳しくはこちらの記事で解説しています!

タクシー

予算に余裕があり安全に移動したい方、荷物が少し多めの方はタクシーの利用がお勧めです。
市内へ向かうなら1500〜2000円前後が目安となってきます。

空港タクシーは車体に「AEROPUERTO」と書かれています。
基本的にターミナルの出口付近で声をかけてくる運転手は空港タクシーの運転手のため信用して大丈夫かと思いますが、流しの運転手である白タクも混ざっている場合があるので、乗車前にしっかりと確認しましょう。
通常空港タクシーは出口のすぐ前に停まっているので離れた場所へ連れていかれそうな場合は白タクの可能性があります。
タクシーの支払いは基本的にボリビアーノになるため、しっかりと現金を準備しておきましょう。
泊まるホテルが決まっている場合は、ホテルにタクシーの配車を依頼しておくのがベターかもしれませんね。

個人的な体験談ですがプライオリティパスの配車サービスを利用した際もこちらの「AEROPUERTO」のタクシーが送迎に来たので品質は問題ないかと思います。運転も非常に丁寧でした。

バス

空港バスもタクシー同様、車体に「AEROPUERTO」と書かれています。
空港バスはエルアルト空港とイサベル・ラ・カトリカ広場(Isabel The Catholic Square / Plaza Isabel La Católica)を結んでいます。
このバスは宿泊施設や観光客の多いサンフランシスコ教会や魔女市場の近くを通ります。

バス自体は日本人がイメージするいわゆる中型〜大型のバスではなく、ハイエースのようなバンタイプの車で乗車人数は10名程度です。そのため車内は混み合うので大きなキャリーケースやバックパックを持っている場合、車内に持ち込むことができません。
その場合は屋根の上にある荷台に乗せるのですが、固定の紐やシートがあるわけではないので荷物が落ちたり雨で濡れるリスクもあります。

運行時間は6:30~21:00となっていますが時刻表はなく、基本的には15分に1本程度のペースで来るようですが、当然のように遅れは発生します。

始発と終点以外は停留所が特に決まっておらず、旅に不慣れな方にはかなりハードルが高いと思います。降車ボタンはないため降りる際は運転手に声をかける必要があります。途中から乗る場合は手を挙げてバスを止める必要がありますが、満席の場合は止まってくれません。空港への往来以外でも利用される上、車内放送やナビなどもないので自分がどこにいるかを把握していないと目的地を過ぎてしまいます。事前に運転手に降りたい場所を伝えておくか、周りのお客さんに聞いてバスから降りそびれないようにしましょう。

上記に加え、スリなどのリスクもあるため個人的にはあまりオススメできません。

ロープウェイ

”テレフェリコ”と呼ばれるラパスのロープウェイは、街の空中を移動するため交通渋滞などもなくスムーズに移動できる上、ラパスの街並みを楽しめる交通手段です。

ラパスのロープウェイは色ごとに路線が別れており、各路線片道3Bsになります。
空港から市内を結ぶのは赤線(Línea Roja)と黄線(Línea Amarilla)の2つがあります。
しかしながら空港とは直結していないため、一度空港からタクシー等でロープウェイ乗り場まで行く必要があります。
街の方に関してもロープウェイの駅は基本的に街の中心部にはなく少し離れた場所にあるため、到着後もバスやタクシーでの移動が必要になります。

そのため乗車中到着後の移動時にもスリやひったくりのリスクに注意する必要があります。
また、スーツケースや大きなバックパックの持ち込みは駅員から制限される可能性があるため注意する必要があります。

まとめ

ラパス エルアルト空港についての解説、いかがでしたでしょうか?

海外旅行中での空港はトラブルが発生しやすいポイントの一つ。
移動を失敗すると余分な交通費や宿泊費を使ってしまうだけでなく、事件に巻き込まれるリスクも上がってしまいます。
事前にしっかり情報の収集と吟味を行うことが大切ですね。

危険と言われるラパスですが日本では経験できない体験や景色を楽しめる素敵な街でもあります!
楽しく安全な旅行を実現するためにもこの記事がお役に立てば幸いです!

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